iPhoneのアドレス帳アプリはカレンダーアプリと同様に複雑です。googleのアカウントと同期できているようなできていないような・・・
結局最後まで理解できませんでした。
それでもスポットライト検索で目的の人の電話番号や住所をすぐ調べられるので便利でした。
スポットライト検索はiPhoneの中の情報とネット上の情報をシームレスに探し出せる便利な機能ですね。Androidでも同じように誰かの住所を一発で探し出せるのでしょうか。
Androidではアドレス帳はどうなっているか
Androidの場合googleアカウントを持っていて使うというのがほぼ大前提になっているので住所録データの内容もgoogleアカウントのアドレス帳に登録しておくのが便利です。
▼ほとんどあるいはすべてのAndroidスマホに入っているgoogle nowというアプリの検索機能でネットからの検索と端末内の検索とを区別することなく検索できます。
たとえば深井と入力してみるとそのすぐ下には相応の検索サジェストがでますが、さらに下にはgoogleアカウントに登録してあるアドレスより出してくれました。

このようにアドレス帳機能はiPhoneとくらべて遜色ないものと思います。
アドレス帳から緊急連絡機能
アドレス帳から少し反れますがAndroid OSが更新されてロック画面にICE IN-Case of Emergencyというボタンが追加されました。
そのボタンを押してみると緊急連絡先が表示されるようになっています。さっそく家族や親兄弟のアドレスを登録しておきました。
もちろんアドレス帳から選ぶだけです。
このような機能が追加されていざというときに役立つことがあるかもしれません。
おそらく想定しているのはこの携帯電話の持ち主が路上やまったく家族のまわりにいない場所で突然心臓発作や事故などに遭い、本人が携帯電話の操作が出来ない程度の症状に見舞われているときに持っている携帯電話から緊急連絡先を呼び出して親類縁者等に連絡するというものでしょう。
こうした機能を備えたスマホを親にも持たせてあげたいなあと思わせます。
iPhoneからgmailアドレス帳への移行方法
iPhoneからエクスポート
iCloudを使ったりとか簡単そうな方法がネットで流布されていますが、どうもうまくいきませんでした。
自分としては一番簡単にうまく行った方法は以下のアプリを使った移行です。

▼Contacts Kitを起動するとまずはアドレス帳などへのアクセス許可を求めてきますので許可します。
表示されたアイコンメニューからエクスポートをタップします。
▼一部の連絡先だけコピーしたいのでなければすべての連絡先にチェックがはいったまま下の「次へ」をタップします。
フォーマットはGmailをチェックして下の「エクスポート開始」をタップします。
▼エクスポートが件数によっては数秒または数十秒で終わります。
次にドロップボックスへのアップロードというのを選びます。ドロップボックスの使用法については省略しますが、無料から使えるクラウドサービスでデータを預けておけます。いったんドロップボックスに格納しておいてパソコン側からドロップボックス内のファイルを読みに行くのが簡単です。
▼ドロップボックスにアップロードし終わったらiPhoneでからの取り出しは完了です。
Gmailのアドレス帳へ読み込み
▼Gmailサービスの画面でアドレス帳を開き、インポートをクリックします。
▼ダイアログが現れるので「以前のコンタクトを開く」をクリックします。
▼そうすると再び同じような画面に戻ります。左の項目の中の連絡先をインポートをクリックします。
▼こんど現れるダイアログには「ファイルを選択」「インポート」がありますのでまずはファイルを選択をクリックします。
▼さきほどDROPBOXに保存したらパソコン側のDROPBOXにも同期されてフォルダが出来ているはずなのでGmail-年月日.csvというファイルを開きます。
そうすればGmailのアドレス帳にiPhoneのアドレス帳が読み込まれます。
Android携帯に変えたからといって1からアドレス帳を入れなおすなんてまったく面倒くさい作業ですからなんとか一括で移行できる方法を模索しなければなりません。
いくつかある方法のなかでこれが一番カンタンで確実な方法でした。
