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スマートホームカメラの信頼性と安全性について考える

SwitchBotカメラを防水にして屋外に設置近頃、私の家で使用していたSwitchBotのカメラが突如として電源が入らなくなるトラブルに遭遇した。幸いなことに、SwitchBot社は迅速に対応してくれ、新しいカメラと交換してくれた。この経験を通じて、スマートホームデバイス、特にカメラの信頼性と安全性について深く考えさせられる機会となった。

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突然のトラブルとSwitchBotの迅速な対応

冒頭画像は首振りのできるSwitchBotのカメラを庭監視のためにベランダの下に防水処理をほどこして取り付けてみたもの。

ある日、離れて暮らしている娘から「玄関のカメラ見られないよ」と苦情が来た。娘はいつも我が家の猫の様子を見るため暇さえあれば実家の家中のカメラで見ているのだ。

SwitchBotカメラが映らなくなるというのは時々起こっていたことなのでリビングのカメラを通して娘からそんな「アナウンス」が来ても特に気にもとめず、そのうち回復すると考えていた。

ところが何日たっても一台のカメラからの映像が全く表示されなかった。アプリを再起動したり、もちろん電源を接続しなおしてリセットホールに針を何度もつっこんだりしたが、状況は改善せず。最終的に、カメラの電源が完全に入らなくなっていることが判明した。

SwitchBot社のカスタマーサポートへの連絡は、アプリから行うことができる。最初のクレームで詳細を述べておけば、返信はメールで届き、対処方法を指示してくれる。その対処で上手くいけば解決となるが、うまくいかなかった場合には、その旨をメールで返信すると、動画を送るよう求められる。

スマートフォンなどで、カメラが正常に動作しない様子を動画に撮り、Googleドライブなどのクラウドストレージにアップロードし、共有設定をしてそのリンクアドレスを送信する必要がある。このあたりの操作は、やや技術に慣れた人でないと少々難しいかもしれない。撮った動画ファイルを返信メールに添付して送れれば世話ないが、サイズが大きいと直接メールに添付して送れない場合があるためだ。

動画が先方に届いたことが確認できれば、代替品を送る手配をしてくれる。ただし、この保証は無限に適用されるわけではない。SwitchBotの直販サイトやAmazonなどの正規販売店で購入した場合に限られる。メルカリなどのフリマアプリで購入した場合には保証の対象外となるので、そういったサービス経由から購入する際にはリスクを承知しておく必要がある。

今回の場合、新品で正規販売店から購入したことが証明できたため、3年保証の対象となり、無償で交換してもらえた。この点については非常に満足している。製品に問題があったとしても、メーカーの対応が迅速で丁寧であれば、ユーザーの信頼を維持できるのだと実感した。

複数台のカメラ運用と不安

私の家では、セキュリティと利便性を考えて複数台のSwitchBotカメラを設置している。具体的には、玄関框(玄関の内側のこと)、リビング、猫トイレの前、2階の踊り場などの室内の重要なポイントというか防犯というより猫を見逃さないようカバーしている。これにより、家の中の様子を簡単に確認できる環境を整えていた。

Googleドアベル

一方、屋外にはSwitchBotではなく、Google Nestカメラを設置している。これは屋外のほうが防犯上の信頼性が必要であり、中国製のカメラを屋外に設置するより、同盟国アメリカのGoogleデバイスのほうが信用できるという判断からだ。現在、Google Nestカメラは玄関と庭に設置しており、さらにベランダにも設置したいと考えている。ただし、Google Nestカメラは首を回す機能がないのが難点である。

今回のトラブルをきっかけに、これらのカメラの信頼性について考えさせられた。もし他のカメラも突然故障したら?全てのカメラが同時に動作しなくなったら?そんな不安が頭をよぎる。

さらに、もう一つ大きな懸念が浮かび上がった。それは、これらのカメラそのものの安全性についてである。

中国製デバイスの安全性への懸念

SwitchBotは中国の企業が開発している製品である。技術力や価格競争力の面では非常に優れているが、同時にデータセキュリティの面で不安を感じざるを得ない。っていうか年々大いに不安になる。

近年、中国製のIoTデバイスやアプリケーションのセキュリティリスクが指摘されることが増えている。政府機関による過度な監視や、企業による個人情報の不適切な取り扱いなど、様々な懸念が報告されている。

もちろん、これはSwitchBot社に限った話ではない。しかし、「自分の家の中が中国共産党にしっかりと見られているかもしれない」という思いは、プライバシーを重視する現代人にとって大きなストレスとなる。特に、家の中のプライベートな空間を映すカメラだけに、この懸念は無視できない。

代替案の検討:Google Nestカメラ

この状況を改善するために、他のメーカーの製品への置き換えを検討した。その中で最も有力な候補として浮上したのが、さきほどいったGoogle Nestカメラである。

Google Nestカメラは、以下のような利点がある:

  1. 信頼性の高いブランド:Googleは世界的に知名度の高い企業で、製品の品質管理も厳しいと考えられる。
  2. 強力なセキュリティ対策:Googleは自社のセキュリティ技術を活用し、データの暗号化やプライバシー保護に力を入れている。
  3. エコシステムの充実:他のGoogle製品との連携が容易で、スマートホーム全体の管理が簡単になる。
  4. 高性能:画質や夜間撮影能力など、性能面でも高い評価を得ている。
  5. 安全性:なにより同盟国アメリカの製品である。

しかし、Google Nestカメラにも課題がある。最大の問題は価格だ。SwitchBotカメラと比較すると、かなり高価である。現在設置している全てのカメラをGoogle Nestに置き換えるとなると、相当な出費を覚悟しなければならない。

また、先述したように、Google Nestカメラは首を回す機能がないという欠点もある。これは、広範囲をカバーしたい場合には不便である。SwitchBotカメラのように、スマートフォンから遠隔で向きを変えられる機能は、特に室内の監視には有用だ。

などと書いてはみたが現実としてそれでもなかなか大変なのであるかどうかわからないリスクを心配するよりは現状維持に傾いてしまうだろうな。

段階的な置き換えと今後の展望

理想的には全てのカメラを一度に置き換えたいところだが、現実的には難しい。そこで、以下のような段階的なアプローチを考えている:

  1. 最重要箇所のカメラから置き換え:玄関や主要な出入り口など、セキュリティ上最も重要な場所のカメラから優先的に置き換えていく。
  2. 予算の確保:毎月の家計から一定額を積み立て、カメラ購入のための予算を確保する。
  3. セールやキャンペーンの活用:Google Nestカメラの割引セールやキャンペーンを利用して、少しでも安く購入できるよう工夫する。
  4. 既存カメラのセキュリティ強化:完全に置き換えるまでの間、既存のSwitchBotカメラのファームウェアを最新の状態に保ち、できる限りのセキュリティ対策を行う。

まとめ:スマートホームの未来と私たちの選択

スマートホームデバイスは、私たちの生活をより便利で安全なものにする可能性を秘めている。しかし同時に、プライバシーやセキュリティに関する新たな課題も生み出している。

今回の経験を通じて、私は以下のことを学んだ:

  1. 製品選びの重要性:単に機能や価格だけでなく、メーカーの信頼性やセキュリティへの取り組みも重要な選択基準である。
  2. リスク分散の必要性:一つのメーカーや製品に依存せず、複数の選択肢を持つことが重要である。ただしメーカーを分けると利便性が犠牲になる。
  3. 継続的な学習と対策:技術や脅威は常に進化している。ユーザーとして、最新の情報を収集し、適切な対策を取り続けることが大切である。たとえばパスワードの使いまわしをしないのはもちろん定期的に変えるなどが現実的にできることか。
  4. 保証条件の確認:製品を購入する際は、保証条件をしっかりと確認し、正規の販路から購入することが重要である。

スマートホームの世界は日々進化している。私たちユーザーも、便利さと安全性のバランスを取りながら、賢明な選択を続けていく必要がある。今回の経験を糧に、より安全で快適なスマートホーム環境の構築を目指していきたい。

ただし、完璧な解決策はないということも認識しておく必要がある。どのメーカーの製品を選んだとしても、一定のリスクは存在する。重要なのは、そのリスクを理解し、できる限りの対策を講じることだ。

最後に、技術の進歩とともに、プライバシーとセキュリティに関する法規制も進化していくことを期待したい。ユーザーの権利を守りつつ、革新的な技術の発展を促進するバランスの取れた規制が必要だ。私たち一人一人が、こうした問題に関心を持ち、声を上げていくことが、より安全で信頼できるスマートホーム社会の実現につながるのではないだろうか。

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