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光回線乗り換え体験記:疑問解決から実践まで

私は6年間、NURO光を利用してきました。2年ごとの更新タイミング(乗り換えチャンス)では、「面倒くさい」「スピードに不満はない」という理由で2回ほど乗り換えを見送ってきました。しかし、ある日、価格コムのプロバイダ比較ページを見て気づいたのです。

ほとんどの光回線契約は、最初の2年間が安く、その後6000円前後に落ち着くという傾向があることに。

これは、かつての(そして現在も続く)携帯電話の契約と似ています。つまり、2年ごとに乗り換えれば、理論上ずっと安く使えるのではないか?この発見が、私の光回線乗り換えへの第一歩となりました。

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光回線をNUROから乗り換える際に解決した疑問点 どこのサイトも価格コム経由はやめろという理由
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光回線乗り換えに関する6つの疑問点

乗り換えを検討する中で、いくつかの疑問点が浮かび上がりました。これらの疑問が解決できなければ、一度契約したら乗り換える気にならないのかもしれません。以下が私の疑問点です:

  1. 乗り換え時、既存の光回線を撤去する必要があるのか?
  2. 撤去と新規敷設の必要性は無駄ではないか?
  3. 既存回線をそのままに新規回線を引くことは可能か?
  4. 同じ光回線を使用する場合、工事は不要なのか?
  5. 工事不要の回線切り替えに特典はあるのか?
  6. なぜ多くの解説サイトやブログが価格コムの利用を非推奨(やめておけという)なのか?

疑問点の解決:光回線乗り換えの真実

既存回線の撤去は不要

結論から言えば、既存の光回線を撤去する必要はありません。一般的に、工事代金は2年割賦払いですが、実質的に費用は不要になっています。2年経過後は自分のものとなるため、新しい回線を引きたくなっても撤去する必要はありません(ただし、これは持ち家の場合で、集合住宅では異なる可能性があります)。

この疑問が解決したことで、私はようやく乗り換えに踏み切ることができました。もっと早くこの事実を知っていれば、もっと早く乗り換えていたかもしれません。

複数回線の設置は可能

一戸建ての場合、外から屋内の壁まで概ねφ15mm前後の蛇腹管が通っているため、その範囲内であれば複数の回線を引くことが可能です。実際に、現在の光回線が来ている壁のフタを開けてみると、樹脂チューブに線が通っているのが確認できます。

理論上は10本程度まで引けそうですが、現在(2024年時点)主要なインフラ回線は3本程度(NTT東西、NURO光、KDDI回線)しかありません。

同じ光回線での乗り換えなら工事不要の場合も

光コラボの回線を使用しているAというプロバイダから、同じコラボ回線のBというプロバイダに変更する場合、工事は不要です。ただし、この場合、「事業者変更承諾番号」をAのプロバイダから取得する必要があります。これは携帯電話のMNP(番号ポータビリティ)に似たプロセスです。

また、現在フレッツ光の回線を使用している場合も、現在のプロバイダに「転用承認番号」を発行してもらう必要があります。

注意点として、回線を戻す場合(例:NURO→BIGLOBE光→NURO→BIGLOBE光)には、工事は不要になる可能性がありますが、工事代金は発生します。これは、回線を撤去せずそのまま残していても、それがそのまま使えるかどうかは現地確認が必要なためです。

工事不要の回線切り替えでも特典はある

キャッシュバックの額が変動する可能性はありますが、特典自体はあります。これは、契約によって実利を得るプロバイダ会社が提供するものだからです。

価格コム非推奨の理由

多くの解説サイトが価格コムの利用を非推奨する理由には、主に2つあると考えられます:

  1. 競合サイトであるため(推測):
    価格コムも他の多くの解説サイトと同様、アフィリエイトサイトの一種です。他の解説サイトが価格コムを紹介しても、紹介料は価格コムに入るだけです。そのため、他のサイトは価格コムの利用を勧めず、むしろ自サイトのリンクを踏むよう誘導する傾向があります。
  2. 特典受け取りまでの時間:
    価格コム経由での申し込みでは、キャッシュバック還元の実施が複数回に分かれることがあります。しかも、その対象期間内に申し込まないと無効になるケースもあります。これにより、一部のユーザーが特典を受け取れない可能性があります。

しかし、私自身はNURO光の契約時も今回も価格コム経由で申し込みました。その理由は、横断的に比較できて特典額がわかりやすいからです。ただし、価格コムが必ずしもベストな選択肢とは限りません。

実際の乗り換え:BIGLOBE光への切り替え体験

今回、私はBIGLOBE光に乗り換えることにしました。特に決定的な理由はありませんが、比較サイトで上位にランクインしており、知名度もあったためです。

BIGLOBE光の特典として、工事費無料というのがありますが、これはほとんどのプロバイダで共通しています。注目すべきは、キャッシュバック対象月が開通月を1か月目として2か月目、12か月目、24か月目と分かれていることです。この複数回に分けられたキャッシュバックが落とし穴となる可能性があるので、各対象期間に忘れずに手続きする必要があります。

光回線切り替えの具体的な手順

  1. 価格コム経由でBIGLOBE光を申し込む
    – キャッシュバック条件の規約を熟読する
  2. NURO光の解約を申し込む
    – マイページから解約ボタンを押すだけで簡単
    – 違約金が発生する場合もあるが、長期的なコスト削減を考えると早めの切り替えが有利な場合も
  3. BIGLOBE光の回線工事(NTT)の立会い
    – 申し込み時に都合の良い日時を選択
    – 時間帯の範囲が広いので、半日程度の時間を確保する必要あり
    – 一戸建ての場合、工事時間は約1時間
  4. NURO光のレンタル機器返却
    – 解約時に返却日を指定
    – 直前に時間指定して自宅まで取りに来てもらう形式
  5. 最終的な支払い
    – クレジットカードの締め日により、数ヶ月間はNURO光への支払いが続く
    – 最後に違約金も一緒に支払う

光回線切り替えを経験して感じたこと

  1. プロバイダ間の品質差は少ない
    – NUROの2Gbpsから1GbpsのBIGLOBE光に変更しても、体感速度に大きな差はない
    – ただしまだ2社しか比べていないのと、住んでいる地域によって差があることもあるだろう
  2. 料金体系の共通点
    – ほとんどの光回線が6000円弱で横並び
    – かつての携帯電話料金(7〜8000円)に相当する
  3. 定期的な乗り換えのメリット
    – 携帯電話と同様、適切なタイミングで乗り換えることで継続的に安く利用可能
    – 乗り換えないと6000円程度の料金が続くが、乗り換えれば2年間は実質2〜4000円台で利用可能
  4. キャッシュバック額について
    – 最高額を狙う必要はない(好きなら狙えばよい)
    – 代理店間の競争でキャッシュバック額が異なるため、最高額を探すと精神的に消耗する可能性あり
  5. 手続きの煩わしさ
    – 面倒な点は主に工事立会いとキャッシュバック申請
    – ただし、これらを適切に行えば大きな問題はない

まとめ:光回線乗り換えのススメ

光回線の乗り換えは、初めは面倒に感じるかもしれません。しかし、実際に経験してみると、思ったほど大変ではありません。定期的に乗り換えることで、常に最新のサービスを比較的安価に利用できるというメリットがあります。

さらに、キャッシュバックで浮いたお金を活用して、ルーターをグレードアップすることもおすすめです。例えば、TP-LinkのWiFi 6E対応ルーターなどを購入すれば、さらに快適なネット環境を構築できます。

2年ごとに光回線を変更し、同時にルーターも適度に買い換えることで、常に最新・最速の通信環境を維持できます。これは、単なるコスト削減だけでなく、ネット環境の品質向上にもつながる戦略と言えるでしょう。

最後に、キャッシュバックの受け取りを忘れないようにしましょう。例えば、私の場合、契約後1ヶ月以内に5,698円が返金されました。額は半端でしたが、もらえるものはしっかりともらうことが大切です。

光回線の乗り換えは、初めは不安や疑問が多いかもしれません。しかし、適切な情報と準備があれば、むしろ快適なネット生活への投資となります。この記事が、皆さんの光回線選びの一助となれば幸いです。

私が契約したのはビッグローブ光【NNコミュニケーションズ】

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