毎日毎日、ソニーのSmartWatch3の充電をするときに裏面の防水リッドをめくってmicroUSB端子をよっこらしょっと入れていたそこの貴方、朗報です。
また充電が終わったときにmicroUSB端子を抜こうとしても簡単に抜けないでイラツイていたそこの貴女、朗報です。
そんなソニーSmartWatchファンでありながらイマイチこの充電端子にイラつきを感じていたのはぼくだけではないはず。全国1000万人のソニーファンが微妙にイラツイていたのではないか。
今回マグネット式microUSB充電アダプターを買って使ってみたのでその使い勝手を紹介してみたいと思います。
マグネット式microUSBアダプター
そもそもソニーこんなじゃんじゃなければ
別にmicroUSBマグネット式アダプターなんて買おうと思いませんでした。毎日毎日充電するときになんとかもっと簡単にできる方法はないだろうかと思っていたのです。
iPhone8が間もなく出ると言われている2017年夏、そのiPhone8は無線式充電になるかもしれないというじゃありませんか。
それなのに我が国を代表するITメーカーであるソニーの人気機種SmartWatch3はmicroUSBを刺さないと充電できないなんて!
せめてマグネット式のタイプで使えればそれにしたいと思ったのでした。
いくつかメーカーあって迷った
んですけど、今後主流になるかもしれないUSB TYPE-CもラインナップにそろえているZRSE(ザスイ)というメーカーでのものを買ってみました。
▼端子はこれくらい離れたところからでもスッと引き込まれる程度の磁力の強さはあります。ただ他のメーカーの商品レビューで言われている「磁力が強すぎて端子が外れて意味ない」というほどの強さはぜんぜんありません。確かにもう少し磁力が強くてもいいのではないかなと思います。
▼斜めに倒す力にはめっぽう弱いです。充電するときは変な体勢にしてしまうとまったく充電されないという悲劇に遭いますのでそれは注意しましょう。
装着してみる
▼さてそれでは装着です。防水のフタを避けてアダプター先端部を嵌めます。まだこの時点では完全に嵌めてません。
▼ピシっと嵌めた状態です。出っ張ってますが腕に取り付けたとき大丈夫か?って思いますよね。それについては後述します。
▼ではケーブルの反対側を着けてみます。電力が供給されていると緑のランプが点灯するようです。ほんとうはちゃんと端子と接続されて通電しているときだけランプが点くとなお良かったと思います。
▼取り付けたらちゃんと充電されているのが画面上部の小さい稲妻アイコンでわかります。
ソニーのSmartWatch3へ接続するときの問題点
▼まずソニーのこいつは防水のフタが邪魔です。正直いってこのようにフタに干渉したまま気づかないとちゃんと接点が触れておらず充電されません。
▼このフタが邪魔なんです。どうせなら外してしまいましょう。外してしまっても常時アダプターが刺さっていれば水が侵入する危険性も少なくなるというものです。ただし自己責任でね。
▼細い針金のようなもの、たとえばクリップを引き伸ばしたような道具を使ってゴム製のフタを除去しました。これで何の障害もなくマグネット式アダプターを装着できます。
▼まったく邪魔者なしの水入らずでアダプターがパイルダーオンしました。
▼SmartWatchにスマートに充電ケーブルがくっつきました。これくらいじゃないと使い勝手良いとはいえませんね。
▼今回買ったケーブルは2本同じセットが入ったものでしたので、1本はこのSmartWatch3の充電に使い、もう1個はAmazonFireタブレットにでも着けて使いましょうか。
腕に着けて違和感ないか
最後にこのまま腕に着けて大丈夫なの?という疑問を解決します。黄色いベルトのスポーツタイプに限らないと思いますが、このソニーのSmartWatch3はボディが大きめなので背面がすべて腕に当たらず余ります。
したがって端についているアダプターはまったく腕に当たっているという感触はありません。もっと早く買っておけばよかったとさえ思います。
個人差がありますので人によっては腕に当たるという感触を覚えることもあるかもしれません。買う前に腕と時計背面の遊び具合を見て決めましょう。
このケーブルはZRSE(ザスイ)の第四世代のアダプターなので同じメーカーでも同じ世代のものしか互換性がないようです。
感想
ケーブルを介したデータ通信はする予定がないのでそれについてはノーコメントとしておきます。
それ以外に気づいた点を書くと、磁力には個体差があるといえます。
2本入りを買いましたが、1本というか1個の方は磁力がまあまあ強く、多少力をかけて斜めに倒そうとしても簡単には倒れませんが、前述の写真にあるほうは倒れやすく他の方法でも確認したところ同じ条件で明らかに磁力が弱そうだといえます。
したがって運が良ければ磁力の強いアダプターが手に入り、運が悪ければ磁力が弱くすぐ外れてしまうものを掴まされてしまうともいえます。
よほどガマンできないレベルだったら交換を依頼してみるのも手でしょう。