(冒頭画像はAmazon Kindleにリンクしています)
中高年の男子なら「きまぐれオレンジ☆ロード」という漫画を知っている人は多いのではないだろうか。週刊少年ジャンプで1984年~87年の期間に連載されていた漫画である。画風はあだち充や高橋留美子にちょっと似ている気がするが、やはり時代を超えて愛される作品にはオリジナリティがある。
その「きまぐれオレンジ☆ロード」が今になってタダで読めるのだ。それは『漫画読破 全巻無料のマンガアプリ』というアプリで読めるのだ。
そう、自分は週刊少年ジャンプを毎週購読していたわけではないので「きまぐれオレンジ☆ロード」は全話読んだわけではない。どこでだったか覚えていないが大学生の頃ときどき手に取ったジャンプに掲載されていたのだ。
その甘酸っぱい話の展開は今読み返してみれば別に目新しいものではないが、当時はこんなかわいい女子にドロドロしてみたいモテたい!と心底憧れたものだ。なにしろ優柔不断でモテる男と彼を取り巻く美人女子中学生たちの話でなんとも中二臭さが漂う気がしなくもない。韓流ドラマにありがちな行き違いの連続だ。
その憧れた気持ちが心の奥深くに残ってたのか、今改めて最初からじっくり読んでみるとなんとも言えない幸せな気持ちになるから不思議だ。
夜寝る前など読み疲れて目をつぶると胸の奥がなぜかすごく温かくなっており、安らかなる眠りにすっと入れる。
安らかな眠りは別としても、あの頃の青春が今また蘇るといった感じは中高年にはたまらない魅力ではないだろうか。
しかもそれが無料で読めてしまうのだ。うそ?釣りじゃないの?どうせ1巻だけ無料で次から有料とかじゃないの?それか時間制限があって何日以内だったら無料だけどそれ以降は有料じゃないの?って自分は疑っていた。
しかしどうやらそれらは全て皆、杞憂である。
唯一の難点は広告が沢山途中で割り込むということぐらいだ。しかし!割り込んで表示されるそれら広告群を抜く手も見せずにCLOSEボタンをタップして葬り去るのはインベーダーゲーム・ギャラクシャンそしてギャラガさらにいうとパックマン世代の我々ならお手のものだ。
そういったわけであるから若い世代の人はもっと若向けのマンガを愉しめばいいし、中高年世代にはきまぐれオレンジ☆ロードを見つけたので力いっぱい紹介したかったのだ。
話中の「鮎川まどか」は可愛かったが今見るとかなり厚頭(あつがしら=頭髪が多いこと)で野暮ったくて苦笑してしまうが当時はあれが聖子ちゃんぽくて流行りだったのだ。彼女のちょっとミステリアスなところが妙に魅力的だった。やはり男も女もややミステリアスなくらいが魅力的なのか。主人公の春日って超能力者だったのか。覚えていなかったがそうなるとなんでもありの展開になってしまいそうだwww
ところで今って聖子ちゃんカットしている人みないなあ。流行は繰り返すはずだからそろそろ現れてきても良いと思うが正直言って好みではない。
きまぐれオレンジ☆ロードがタダで読めるアプリ
きまぐれオレンジ☆ロードだけじゃない。ほかにもいろいろタダで読める漫画がたくさんあった。
いい大人があまり漫画ばかり読んでほかの業務が疎かにならないように十分気をつけよう。
でも心配ご無用。このアプリはどういうわけか大きなお世話と言ってはナンだが、適当な時間になると少し休んだほうがいいみたいな警告をしてくれる。
お陰であまり目が疲れることなく漫画に没頭できるぞ。
ただちょっとわからないところもある。
読んでいる途中で回復目薬を使えという指示がでることがあるが、使ったことはない。
しかし設定画面の中に目薬を売っているところがある。目薬1個買うと30分読書時間を延長できるらしい。全巻無料ではあるが時間に多少制限もあるようだ。もっとも一旦アプリを終了させて再度開けばタダで読めそうだが・・・
まあしかしそんな面倒なことをしようとあの「きまぐれオレンジ☆ロード」が30年ぶりに読めるのだから感激この上ない。
同世代の人には是非このノスタルジーを共有して欲しい。
▼漫画は無料なのだが途中で目薬の使用を促され、設定を開いてみると課金アイテムだった。まだ数日しか使っていないのでわからないが買わずに済むのかもしれない。
▼きまぐれオレンジ☆ロードが楽しめて今ハッピーだ。
▼なんとレジェンドと言っても過言ではない「ゆうひが丘の総理大臣」や「750ライダー」もあったぞ。
▼個人的にはハナムラさんじゅっさいもおすすめだ。基本的に女子が可愛いマンガがすきだ。