ズルトラをカーナビとして利用してみました。
使ったアプリはY!カーナビで無料なのに評価はなかなか高く、確かに今まで使った数種類の地図アプリとは違って使いやすく情報も適格かなと思います。
さすがのGoogle mapもカーナビ機能でいえばY!カーナビには及ばないと思います。
ズルトラは画面が6.4インチと大きく地図範囲を大きく捉えることができ、7インチの車載据え置きカーナビに匹敵する情報量です。
車載据え置きカーナビがナビゲーションと音楽を聴くことと、あとちょっと何かできるらしいことは知っていますが、なにかできる機能といってもスマホの比ではないと思います。
しかも車載据え置きタイプはカーナビとしてどんなに買ったときに完璧でも数か月あるいは数年経つうちに情報が陳腐化していきます。
もちろん地図の更新やらその他内部情報の更新をする機能も最近は揃っているでしょうけれど、その使い勝手はあくまでカーナビメーカーの「お仕着せ」という感がどうしても拭い去れません。
スマホの自由度に比べたらぜんぜん「別物」でどこまで行っても「カーナビ専用機」でしかないのではないかと思います。
photo credit: Touring Club Suisse/Schweiz/Svizzero TCS via photopin cc
カーナビとスマホの融合について
ズルトラサイズの画面をもったスマホを車載機とUSB接続でつながり、普段は普通のスマホとして使え、ドライブ時にはまったく遜色ないカーナビとして使えるというものであれば面白いと思いますがどうでしょうか。
これならクルマから離れるときは画面部分(スマホ)を持ち歩くので盗難の心配も軽減します。
昔ADDZEST(アゼスト=現クラリオン)のカーオーディオでやはり盗難防止のため全面パネルだけ取り外せるものがありましたが、あんなイメージです。
でもこんな発想でハードを作れるメーカーはあるでしょうか。
ソニーぐらいはありそうですが、カーナビメーカーとしては頭文字Pの2社がツートップかなと思うので、そちらに頑張ってほしいところです。あとはAで始まるメーカーもよいものを作ります。
ただし、カーナビとしてトップメーカーだからといってスマホもすごいものを作れるかというと必ずしもそうではないところが惜しいところです。
やはりカーナビもスマホもソツなく作れるメーカーといえばソニーかな?
とはいっても、カーナビはおろかカーですら国内需要は右肩下がりなのでそんな酔狂な機械をどこかのメーカーが開発するとはちょっと考えにくいですね。
最近のカーナビ
ツートップだなんだと書きながら、因みに昨今カーナビはどこのメーカーが売れ筋なのかと価格コムでちょっと見てみたらやはりPのつく2社と次はクラリオンなんですね。
それにしても価格のなんと安いことよ!
車載据え置きのカーナビを買ったのは2006年が最後ですが、そのときは低下が約35万で実売が25万ぐらいでした。それを何の疑問も感じずに買ったのです。
それが今では10万いや5万もしないのがごろごろ売られてます。
Pの1社はゴリラの継承なので安いのはわかりますが、もう1社のPも安く僕が最後に買った車載据え置きカーナビの1/3以下です。でもこれってエントリーですね。やはりPのサイバーナビは相変わらず強気の価格で20万近辺です。しかも通信することが前提のようで、本体価格のほかにオプションとはいえ通信料も購入3年後からかかったりするのです。
大都市部では売れない?
我々のような田舎ではクルマがメインの交通手段なのでカーナビに多少触手は動かないでもありませんが、それでもスマホで事足りちゃうんじゃないかあ。
今の自分には20万のカーナビ買って元を取れる自信がまったくありません(笑)たとえタダでも。
車載据え置きカーナビとスマホの比較試算
20万のカーナビ買って15年使うとしましょう。
1年あたり13333円です。
1か月あたり約1111円です。ハードだけでです。地図の更新料とか別です。
スマホだと本体3万として、2年で買い替えるとしてハード代225000円。
1か月あたり1250円。
通信料は現代流行りのMVNOで1か月約1000円。
スマホの場合、合計2250円。
スマホのほうが高いじゃんて思いますが、車載据え置きカーナビを持っていても「スマホも持つ」ですよね。同程度のスマホにしておいても+2250円、さらに車載据え置きカーナビの地図更新とかしようと思ったら+αです。
今日の@semiboze(半禿)はこう思ったよ
やっぱり車載据え置きカーナビは高くつきます。
自由度がなさすぎます。