メーカー様からはんだごてのセットをサンプルとしてご提供いただいたのでレビューします。
ぶっちゃけちゃうとはんだごてで電子工作を楽しんだのは遥か数十年前の一時と、その後クルマにLEDを付けることにちょっと凝った近年の数回だけです。
それよりホットカッターとしてプラスチックの切断に使うほうが多かったりして。今回もそんなちょっとひねくれた使い方がスムーズにできるかどうか試したくてサンプルの提供を受けました。
それでは内容ご確認ください。
Zacro 電子はんだこて セット 半田こて 温度調節可能（200～450℃）5個交換コテ先付き 多用途 60W 110V
Amazonで商品ページが消えていたので同等品を貼っときます。
価格￥ 1,599〜(記事公開時)開封
▼Amazonからこのようなパックに入って届きました。いろいろ付属品が豊富に入っているようなのですが、この時点でひとつ感じた点は、これだけのものを入れるポーチも付けて欲しかったということです。
▼すべて出してみました。7点入りです。
▼まずはんだごて。「ダイヤル式の温度調節が付いており、200°から450°まで設定が可能」とAmazon商品ページにかかれています。
▼これがその調節ダイヤル。
▼先端には1本小手先がついています。スリーブを外すと中の先端が交換できるようになっています。
▼スリーブを回して緩めて外してみました。昔の小手先はドライバーで緩めて交換していたのでこれは簡単だとわかります。
▼これがはんだごての交換用先端部品です。太いのやら極細やらナイフ状になったのやらいろいろ楽しめそうです。
▼袋の裏側にはRoHS対応のシールが貼られています。
RoHS指令に基づき、2006年7月1日以降は、EU加盟国内において、以下の物質が指定値を超えて含まれた電子・電気機器（electrical and electronic equipment, EEEと略す）を上市することはできなくなる。
引用：RoHS – Wikipedia
▼はんだごての小手先はともかく一番心配なのはこのハンダそのものです。昔のハンダには普通に鉛が入ってましたが、今は禁止物質に指定されています。果たしてこのハンダには入っているのかいないのか明記されていません。
▼ハンダ除去ポンプです。これは電子工作をする人には必須アイテムですね。
▼これは組み立て式のコテ台です。一度組み立てたら折りたたんでコンパクトにするのははばかられる構造です。数回レベルならそれもいいでしょうが、いずれポッキンと割れるでしょう。これはオマケと考えて自前で用意しましょう。100均でも探せば売っています。
▼ピンセット。あってもなくてもどうでもいいレベルです。
▼ペーストというわけですが、どう使うのかわかりません。
ハンダペーストは、ハンダ付けする部品と基板などにハンダが着きやすくするためのものです。
引用：電子工作に必要な工具の種類と使い方 その１【ハンダ付け編】 | マルツオンライン
そうなんですか〜。知りませんでした。
プラスチック切断に使ってみる
▼さて電源を入れると持つところに内蔵されたランプが点灯します。プラスチックを溶かすためにダイヤルを回して目一杯出力を挙げておきましょう。
▼プラスチックのスマホスタンドをざっくり切ってみました。出力が強いようで早いです。かつて自前のハンダゴテにカッターの刃先をつけて切ってみたことがありますが決してうまくいきません。
▼意外にもプラスチックを見事に切断したあとのナイフ状の小手先にはほとんどプラスチックカスがついていませんでした。これは使えそうです。
感想とまとめ
いますぐハンダ付けしたいものがあったわけではないのですが、ホットカッターとしても使えるのが便利そうだと思って提供いただきましたが、思った通り当たりでした。
電子工作は滅多にする機会はないですが、これは持っていると何か作りたくなります。
ポーチがついていれば最高でした。
