moto360というSmartWatchは優秀ではありますが、1年半程度使っているとバッテリーがヘタってきてどうにも半日持たなくなります。すべての機種が同様とは限らないかもしれませんが、自分が使っていた個体はもうほぼ使い物にならないレベルになりました。別に四六時中画面を点灯させて見てるわけじゃないんですけど。
そこで次に買う時計は果たしてどちらにするべきなのか考えてみました。すなわち引き続き機種は違えどAndroid WearにするべきかそれともApple Watchにするべきかと。
それぞれ一長一短は間違いなくあると思いますが、漠然としているままよりできるだけはっきりさせてみようと比較表を作ってみました。
参考になれば幸いです。
Apple WatchとAndroid Wearの機能比較
Android Watch (moto360) | Apple Watch Series 2 | 備考 | |
---|---|---|---|
音声でコマンド | 「Hey,Siri」 | 「OK,Google」 | |
Google Adsense表示*1 | ○ | X | ウェアラブルウィジェットアプリ利用 |
ランチャー機能 | 標準メニュー | ○ | Android Wearではサードパーティ多数 |
ランチャーアプリ | 対応 | 対応 | |
Authenticator認証システム | Google Evernote Dropbox Microsoft | X | Apple Watchにはなくて超不便かも |
LINE絵文字と画像表示 | X | ○ | 添付画像も表示されるのはびっくりただし表示遅い(Apple) |
LINE喋って返信 | ○ | ○ | |
充電 | ドックに載せる | 磁石付き飴玉みたいな | apple Watchはそのままでは充電しづらい |
Macとの連携 | X | 自動ロック解除 | 同じメーカーなので便利 |
決済機能 *2 | X | suicaやQuickPayとか | 面白い |
Twitterタイムライン表示 | X | ○ | |
Twitterリツィートなど | X | ○ | |
MoneyForward 口頭入力 | ○ | ○ | だいたい機能は近い |
Runtastic Roadbike | ○ | X | 自転車乗りにはApple Watch不便 |
ウォッチフェイス切替 | 簡単 | 簡単 | |
iTunes Music操作 | – | ○ | 当然(Apple) |
Google Play Music操作 | ○ | X | 当然(Android) |
Amazon プライムMusic操作 | ○ | X | ただしプライム会員であることが前提 |
スマホのカメラリモート操作 | サードパーティアプリ(裏表対応) | 標準アプリ(ただし正面のみ) | |
カレンダー閲覧と登録 | アプリ入れ課金する必要あり | 標準&閲覧のみ | |
Google Keep閲覧編集追加 | ○ | X | |
Evernote | 検索可 | 検索・追加可 | |
心拍センサー*3 | ○ | ○ | |
心拍管理アプリ | Google Fit | 標準(ヘルスケア) | |
Google Inbox(メールアプリ)通知 | ○ | ○ |
*1 サイト運営やアプリ開発している人でないと関係ないかも
*2 Android WearではPayPalやAndroid Pay対応機種が今後出る
*3 Android Wearでの心拍センサーは機種によって実装未実装あり
総括
Apple WatchはGoogleのアプリをほとんど(マップ以外)排除しているように見えるし、Android Wearには当然ながらApple製のアプリ(iTunes)が移植されていない。
個人的に良い悪いと感じるそれぞれの長所短所
Android Wear(moto360) | Apple Watch | |
長所 |
|
|
短所 |
|
|
結論
Android Wearを買うならどれにするかっていう超狭い選択肢の中から考えた考察は前に記事にしたんです。
でどっちと決める必要もないかなと思うようになってます。
つまりAndroid WearにもApple Watchにもかけがえのない良い点があるんです。
だから両方持って歩くのがベストだと思います。幸い腕が2本ありますから右手が空いています。
まったく余談
試しに普段腕時計を着けていない右手に腕時計を嵌めてみたら「すげー重たい」って感じました。左手は毎日腕時計を着けるのに慣れてしまっているので多少重みが変わっても違和感はそれほどでもないのに、普段なにも装着していないほうの腕だとぜんぜん感覚が違います。
ちょっとした面白い体験です。