ふと急に頭の中を懐かしい音楽がよぎるということは誰でもあると思います。
その日は朝からなんとなく渋目の曲を聴きたくてカーティス・フラーのFiveSpotAfterDarkを聴いているうちにふと懐かしい曲が頭のなかをよぎりました。
それは遠い昔まだ中学生か高校生だったころテレビのコマーシャルで聴いたすっごく渋い曲で自動車のコマーシャルだったはずです。おそらくホンダのインテグラかプレリュードのコマーシャルだったということだけ記憶しています。
それを聴いてみたい、できればオリジナル演奏で聴いてみたいと思って検索の旅に出てみた話です。
ホンダのインテグラかプレリュードのクルマのコマーシャルで流れていた曲を検索する旅
Amazonプライムを楽しんでいて頭のなかで派生が起こる
そもそもなぜFiveSpotAfterDarkからホンダのクルマのコマーシャルメロディかというと渋さが似ているのですなあ。
でまあ、頭のなかで連想される似たような調子の音楽を聴きたいなあとなってなんとなく前述のホンダのコマーシャルで流れてた曲を聴き直したいと思ったわけです。
あれもきっとジャズに違いないなと。
昔テレビcmで聴いた音楽を聴きたくなる
どんな曲だったかは覚えているんです。ときどき歴代名コマーシャルとしてテレビ番組でも取り上げられることがあるので何十年も聴いていないというものではないので。
でも手がかりは映像と何のコマーシャルだったかということなのでそれを確認する必要があります。
YouTubeで検索してみる
YouTubeを開いて「ホンダ インテグラ cm」あるいは「ホンダ プレリュード cm」と検索します。
するとそのものずばりありました。ホンダプレリュードのコマーシャルだったんです。
いま見てもしびれる映像と音です。これをパクった別会社のクルマのコマーシャルがあったとネットで見ましたが、パクりたくなる気持ちもわからんでもないです。自分だってこんな画(え)撮ってみたいって思っちゃいますもん。
オリジナル曲をネットで検索してみる
ではこれのオリジナルはどんな音なのか、あるいは他の演奏者が演奏しているものはあるのかという疑問が湧いてきます。なにしろジャズというのは落語と同じで誰の演った○○というのが大事な要素ですから。
談志の寿限無とかってね。
サントラだと知って映画を観たくなる
でさらにネットで「prelude 1987 cmソング」とかって調べてみるとこの曲は映画「地下室のメロディ」のサントラらしいです。どなたかが作ったスライド映像が秀逸です。
出演はジャン・ギャバンとアラン・ドロンということでこれは観てみたいと思わせます。
Amazonプライムで検索する
では観てみましょう。
まずは年会費払ってるから追加無しで観られるAmazonプライムであるかどうか。
という感じでこの記事執筆時点である2016年初夏のプライムビデオにはないことがわかってしまいました。また年月が経てばわかりませんけどね。
Google Playで検索する
では次にGooglePlayであるかどうか探してみましょう。
地下室のメロディ – Google Play の映画
残念ながら現時点ではGoogle Playで地下室のメロディはレンタルしていません。
ではどうしよう。ということで最後に登場するのはやっぱり。
TSUTAYAで検索する
地下室のメロディー | 映画の動画・DVD – TSUTAYA/ツタヤ
TSUTAYAのサイトで売られているのは見つけましたが、はっきりいってAmazonと同じような値段です。残念ながら同じ値段で売られているものはAmazonで買います。
レンタルではどうかと探しましょう。
近くのTSUTAYAでレンタルしているのがわかれば速攻借りに行けばいいわけですから。
しかし残念ながら検索画面がちょいとイマイチ。近くのお店をいちいち指定しなければならないんです。
近所のあのお店はどうだ?ない。ではつぎに家に近いあのお店はどうか?ない。えー?じゃあどこだったらあるの?っていう感じの検索方法で大変さがしづらい。
観たいときは観たいんだからどこで借りるじゃないんじゃないのかなあ・・・だいたいTSUTAYAって会員カード持っていればどこのお店でも使えるんでしょ?
例えば半径30km圏内のTSUTAYAだったらココとココにありますよみたいな地図が画面にどーんと出ればすぐに借りに家を出ようという気はマンマンだったんだから。
で、どこのお店にあるかっていちいちお店の結果を1軒1軒開かないとわからないからそんな面倒くさいことやるくらいなら観るの諦めるわ。
レンタルで借りに来てついで買いもしてほしかったらお店の横断検索ぐらい簡単にできるようにしてほしいなあ。
諦める
というわけで検索の旅のまとめです。
- Amazonプライムビデオではなかった
- GooglePlayムービーでレンタルはなかった
- AmazonのDVDではあったけど高い
- レンタルのTSUTAYAでは検索方法がメンドかったので探すの諦めた
ということになりクールなメロディではありましたが、映画を観たいという派生的な欲はかないませんでした。
まあ結局ネットであらゆることが検索できますが、ソフトコンテンツ消化をすべてネットで完結できるところまでは至っていないということです。