[PR]記事内のアフィリエイトリンクから収入を得る場合があります
スポンサーリンク

CarPlayとAndroid Autoは1点を除いて実は使い途ないと実感している

CarPlayアダプターAndroidカーナビを持っていてiPhoneもAndroidスマホも一応持っている。

AndroidカーナビとiPhoneまたはAndroidスマホをつなげてCarPlayやらAndroid Autoという機能が使えるというのを知ってドングルアダプターを購入し繋げてみた。

だが最初は楽しかったもののどうもだんだん楽しくなくなってきたのだ。

結局CarPlayやAndroid Autoというものは価格崩壊をカーナビメーカーが防ぐための一過性の場繋ぎ的な機能にすぎないのではないかと思うようになった。

どういうことか説明していきたい。

【関連】

XTORNSカーナビのホームアプリをMicrosoftLauncherにしてみたら楽しさ1.7倍ぐらいになる
...

スポンサーリンク

 CarPlay/Android Autoとは

CarPlayはアップル、Android AutoはGoogleの規格でスマホを他の端末、主にカーナビと接続してほぼスマホの機能をそのままカーナビで使えるようにしたものである。

最初にそれを見たのが何年か前、横浜で開かれていたカーグッズのショーでKENWOODのブースでだった。最初に見たときから違和感を拭えなかったのは自分の直感どおりだったというのが今になって思う。

CarPlay/Android Auto使える機種

メーカーで対応したカーナビ

普通のカーナビではあるがCarPlayおよびAndroid Autoに対応したものが各メーカーから出ている。

いつ使うの?って思うかもしれないが追々述べていく。

▼こんなの

ディスプレイオーディオ

カーナビメーカーもお仕着せのカーナビが高価すぎて売れなくなってきたのかディスプレイオーディオというのに力を入れるようになってきた。

ディスプレイオーディオとは一言でいえばカーナビ機能のないカーナビだ。つまりラジオ、4チャンネル音声出力機能、タッチパネルディスプレイなどを備えた機械でカーナビ機能は備えていない。

カーナビ機能はみんなが持っているスマホと繋げて実現しようという現実路線にほかならない。車の4箇所についているスピーカーから音を出す機能だけは従来どおり担うというわけだ。

▼こんなの

 

Androidカーナビにドングルアダプター

日本のメーカーはなぜかどこも出していなさそうだが、中国のメーカーが雨後の筍のようにAndroidOS搭載のカーナビを出している。

自分もこれまで2台買ってみたが、多少不具合もなくはないが概ね使えるしスマホ同様、自分好みにカスタマイズできるので気に入っている。

そのAndroidカーナビに5000円前後で売られているアダプターを付け、専用アプリをインストールすることでCarPlay/Android Autoが実現する。

CarPlay/Android Autoの代表的な機能

CarPlay

まずはCarPlayから説明していくほうが話しやすいのでこちらから行く。

地図系

  • iOSマップ
  • グーグルマップ
  • Y!カーナビ

ほかにも使える地図はあると思うが、いちいち動作確認していないので不明。代表的な3種の地図アプリを使え、カーナビ機能も果たせる。

ただスマホとまったく同じ画面かというとそうではなく運転中ということを想定したインターフェースに若干変更されている。以下説明するそれぞれのアプリも同様である。

音声系

  • iOS Music
  • Amazon Prime Music
  • YouTubeMusic(プレミアム登録に限る)
  • Audible(朗読)
  • GoogleplayBooks読み上げ機能

これらの他に音声系アプリで使えるものはあると思うが試していない。

ここでいえることは代表的な音声系・音楽系のアプリであるがスマホで操作するよりかなり制約がある。例えば文字入力はできない。運転中に文字入力などしてはいけないからだ。

コミュニケーション系

  • LINE着信
  • 電話発着信
  • iOSメッセージ

スマホが着信すればそれと連動して車載のCarPlay/Android Autoが着信として反応し画面表示もしてくれる。もう想像できるかもしれないが着信はすんなりできるものの発信は極めて限定的だ。

電話帳からスクロールして選べればラッキー、LINEに至っては名指ししないと呼べない。LINEの場合ニックネームのようなもので登録されているのでいちいちそれを思い出せるだろうか?

その他

  • カレンダー閲覧
  • Siri
  • 設定アプリ
    運転中に限定した機能設定

カレンダーはもちろん閲覧専用。Siriはなにかスマホにさせることができたと思う。設定アプリはあるがスマホのように細かい設定をするのではなく運転中という前提のちょっとした些細な設定を数個選べる程度だ。

Android Auto

CarPlayとほぼ同じ

Android AutoはCarPlayとほとんど同じと思って差し支えない。アイコンのデザインだったり画面のデザインだったりが違うのはメーカーが違うから当然だが機能としては概ね違いはない。

Android Autoでできないもの

  • iOSマップ
  • iOS Music
  • Y!カーナビ

Android Autoでできないことはいろいろある。上記挙げたほかにもたぶんあると思う。

まずiOSのマップが使えないのはごもっともだし、同じくiOSのMusicも使えないのは仕方ないかと思うが、アップル以外のサードパーティのアプリであるヤフーのカーナビアプリも使えないのはいかがなものかと思う。

つまりディスプレイオーディオを車に装着していてオーナーがAndroidスマホしか持っていなかったなら使えるカーナビはグーグルマップのみということになる。このほかにカーナビアプリとしてWAZEというのが使えるようだが使い勝手は微妙らしい。

ということでGoogleのAndroid Autoのほうが排他的な印象が強い。

CarPlay/Android Autoの存在意義

ロビイ活動の賜物?

これは邪推であるがスマホが世の中に広まりすぎてカーナビという機械の存在意義が薄れてしまっている。そこでカーナビメーカーがAppleとGoogleに働きかけてカーナビとの連携機能を入れてくれるようロビイ活動をした結果としてあるのではないか。

スマホで事足りるということを認めたくない

人によっては1人で複数のスマホを持つこともありうる時代に突入しているし、ほぼ誰でも持っているのが当たり前近い状態が現代だ。

車に乗せるだけで10万円(昔は20〜30万円も珍しくなかった)もする機械をユーザーに買ってもらうにはこういう付加価値っぽいものをつけないとならないと感じているのではないか。

安いディスプレイオーディオでスマホナビ使いたいとき利用可

一方絶対に10万円もするカーナビなんか要らんというユーザーにも訴求するためにカーナビ機能を省いて価格を抑えたディスプレイオーディオというものがCarPlay/Android Autoとして使えることで低価格化傾向のユーザーもつなぎとめたい。

実質不要な機能

Androidカーナビ持っていればAndroid Autoとはほぼ同様

かつて自分は定価で30万円以上したカーナビを持っていて、そこからディスプレイオーディオというものを飛び越えてAndroidカーナビに転向した人間だがAndroidカーナビだったら少なくともAndroid Autoは不要だ。

それどころか機能がキツキツに制限されているAndroid Autoなんてお試しに使ってみただけでもう使おうとは思わない。

Androidカーナビ所有者にとってのCarPlay唯一のメリットとは

とはいえ、CarPlayにはまだメリットは残っている。

前述したようにAndroid Autoはかなりアプリに関して排他的だがCarPlayのほうがよりオープンだ。それは関係ないのだがCarPlayでiOSマップアプリが使えるのがほぼ唯一のメリットといえる。

それすらiPhoneをハンドルの前に置けばCarPlay要らないじゃんて突っ込まれたら何も言えないのだが。

運転中という建前上の制約が多すぎる

何しろ、CarPlayおよびAndroid Autoには運転中の危険防止という制約が多すぎて使えない。

建前だから規範となるリーダー企業は守らなければならないというのもわからなくもないが、実際には普通のカーナビも走行中には操作できないとはいえ、配線1本つなぎ替えるだけで自由に操作できるという裏技がある。

そういう裏技がないのが面白みに欠ける。

Android Autoのほうが意外に排他的

そして当ブログはAndroid中心に一次情報を提供することを目指しているサイトであるが残念ながらAndroid Autoのほうが排他的で驚く。

AppleのCarPlayのほうが門戸を開いている感じがする。GoogleよAndroid Autoでせめてヤフーカーナビぐらい使えるようにしてくれないか。

CarNAVITIMEは2021年6月に対応したというニュースがあった。

結論:ほぼ要らない

個人的にはカスタマイズが半端なく自由なAndroidカーナビを持っているのでCarPlayもAndroid Autoも不要という結論に至ってしまっている。ただ車には使えるように装着したままだ。

外すのも面倒だし売り払おうにもそんなに高価なものでもないからこのままつけっぱなしにはしておくつもりだ。

【追記】売った。その後買ったAndroidカーナビには最初からCarPlay/AndroidAuto機能が入っていた。使わんけど。

これからもしかして主流になるかもしれないディスプレイオーディオを車に取り付けたらないよりはあったほうがマシというものであるが、イチオシするのはAndroidカーナビである。

あとはガジェオタが触っておきたいというときには購入も意味がある。

【関連記事】

CarPlay/AndroidAutoをAndroidナビで使えるドングルアダプター導入したら最初は楽しかった
...

動画も撮った

【追記】違う考え方

動画にコメントをもらって考え直したんだが、これからの社会はクルマも所有するのではなく共有するのがトレンドになる可能性も大きい。

っていうかそういう考えの人も多いはず。そうなってくると自分の個人情報満載のパーソナルなカーナビではなく個人のスマホをつなげたときだけパーソナルな情報をナビでも見られるようにしたほうが有用であるという考え方だ。

他人とクルマやカーナビを共有するのに自分のアカウントを入れておくわけにはいかないよね。

そういうわけでクルマやカーナビを共有する時代、あるいはそういう共有賛成クラスタにおいてはCarPlayやらAndroid Autoは価値があるとかんがえる。

ということでやっぱり買っておいたほうがいいかもよっていう結論。

B07WMGFX8S
USBカープレイドングル ミニカースクリーンコネクターワイヤレススマートリンク USB AutoPlayドングルDVDプレーヤー Android iOSスマートフォン用GPSナビゲーション

¥6,900(2021/02/22 13:03時点の価格)
平均評価点:
>>楽天市場で探す
>>Yahoo!ショッピングで探す

タイトルとURLをコピーしました