ここ数週間Acerの新発売Chromebook R13が欲しくて欲しくて米国AmazonやB&HやeBayを毎日毎時間見ていましたが価格は上がる一方で下がる気配がありません。
もちろん新製品が出たら旧製品は下がるものですが今のところ新しめな機種なためかその様子がみられません。当面上がり基調でしょう。
で、自分11インチのHP製Chromebookを持っているんですがある3点を理由に後悔しておりました。
しかしその後悔も考え方次第では忘れることができるかもしれないと思っています。
その後悔の内容と克服する考え方についてお話します。
HP Chromebook11インチの残念な点
残念な点1:充電ポート
充電ポートが専用設計です。今後出るChromebookはまずここがUSB-Cタイプでないと買うべきではないでしょう。
ここがUSBで充電できるのと専用プラグでないと充電できないというのでは天と地ほどの違いがあります。懸命な読者なら想像つきますよね。
専用プラグだとどこかへ出かけるときにバッテリーが持たない恐れがあったら必ずACアダプターを一緒に持ってでなければなりません。そうでなかったら最悪Chromebookが外出中に文鎮化します。
家に帰れば文鎮からパソコンに復帰できるといっても外出中に文鎮を持ち歩くのは気持ちのよいものではありませんね。
逆にここの充電ポートがUSB-Cだったらどうでしょう。モバイルバッテリーは多くの人がカバンに1つぐらいは入れていませんか。USB-Cのケーブルさえ持っていれば弱いながらも最悪そのモバイルバッテリーから充電することができるのです。より強力なパワーを持つバッテリーを持っていればさらにChromebookのバッテリーを回復させることができるでしょう。
そのようなわけで今後買うときは充電ポートの仕様に十分気をつけましょう。これを買うときにも気をつけたつもりだったのですが失敗したのでした。もっともそれを補うだけのバッテリーの持ちは確かに半端なく良いということも付け加えておきましょう。
残念な点2:画面の大きさ
最初からわかっていて買った11インチですがやはり使っているうちに狭いということを痛感します。掌を画面に当てたら対角線を覆えるぐらい小さいのですから。
以前MacBookAirの11インチを持っていたことがありました。その11インチの狭さに耐えられなくて15インチのMacを買い直したという経験があるのにも関わらず持ち運びには11インチ程度でいいだろうと考えて買ってしまいました。
同じような後悔を何度もして我ながら間抜けかよ、と思ってしまいます。画面は大きめで後悔することは少ないですが小さめで後悔することのほうが絶対多いと思います。
買うなら画面大きめです。
残念な点3:解像度
最高で1536×864という解像度は発揮できるようではありますが、どうもそれってソフト的に無理やり細かくしているような印象です。最良が1366×768とあることからこの解像度がいちばん見易くはあります。
そうはいっても普段MacBookProのRetinaディスプレイやらiPhoneのキレイなディスプレイを見慣れているとどうもくすんでいる印象が拭えません。
別にHPのChromebookに罪はないんです。ただもっといいものをほかに知っているとどうもね。
まあ良いかと克服する考え
ということで前置きが長くなりましたが、以上の障害を考え方ひとつで克服する方法を述べてみたいと思います。
1充電ポート
すでに先程ちょろっと書いてしまいましたが何しろバッテリーの持ちは良いです。泊まりの外出に出かけるときはACアダプターを持って出たほうが良いですが、日帰りのときは予め気をつけて充電をしっかりしておけばまずバッテリー切れで文鎮化ということはないと見ております。
ですから充電ポートが専用の口ではありますが、現在もそれでまったく困った!!という経験はしておりませんので今後もバッテリー切れでまいったということはないと思っています。
1泊以上の泊まりで持って出るというときは仕方ありません。ほかにも荷物はあるのですから一緒にACアダプターも持ってでることにしましょう。
2画面の大きさ
なぜ大きい画面が欲しいかということをもう一度考えてみましょう。
それは一度に一望できる情報量が違うからです。スマホで観るニュースサイトとパソコンで見る同じニュースサイトでは一度に見ることができる情報量に圧倒的に違いがあるのと同じです。
つまり情報を自分にINPUTすることを主体で考えるとどうしても画面は大きいのがイイって思うのです。
しかしChromebookの使い途は違います。
家にいるときはもっぱらMacBook Proの15インチ&外部ディスプレイを使っています。情報収集にはほぼ不足館なく使えるわけです。
Chromebookを使うのは外出したときです。そして外出したときにそんなに情報収集をしますか?しません。どちらかというと情報のアウトプットが主体です。
そう。外出したら外出先で得た情報を咀嚼し自分の言葉で文章化するための道具が自分にとってのChromebookの一番の役割であったのです。
情報をアウトプットするのにそれほど大きな画面は必要ないということをもう一度思い出すべきです。
3解像度
解像度も画面の大きさと同様です。
外出先ではそれほど解像度の大きいパソコンである必要はほとんどありません。
そして我がChromebookには隠された機能が実は内蔵されています。それは外部ディスプレイ出力のHDMI端子です。
例えば旅行してホテルに泊まるとたいてい大きなテレビが備え付けてありますよね。ChromebookとそのテレビとをHDMIケーブルで繋げればデュアルディスプレイで大きい画面はフルHDの解像度(1920×1080)で見られます。
そう、街中や公園などでスタンドアロンでの使用では用途はテキスト入力がほとんどと限られていますから高い解像度は不必要です。
そしてホテルに泊まったらHDMIケーブルで繋げて高解像度も実現できるのです。そういった使い方をすれば11インチ標準1366×768ドットのディスプレイでも使いようは十分あるということがいえます。
まとめ
さて、HDMIケーブルで自宅のテレビに繋げられることは確認済みですので将来旅行に出かけるときにはHDMIケーブルを持参して宿泊先では高解像度を楽しみたいと思います。
いかがだったでしょうか。おそらくぼくと同じように高解像度のChromebookがほしいけどなかなか手に入らないという人は少しスペックを下げても良いのではないかという選択肢ができたかと思います。
すばらしいChromebookライフを送ることを願っています。
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