過去にいろいろ試行錯誤しまくったんだけど結局スマホを新しいのに買い替えたらあっさり単純に解決したって感じの話にはなる。
Androidカーナビを使っていてWi-Fi(というかインターネット)につなげたいと思ったときの試行錯誤の行き着いた先は意外にシンプルだった。
【関連】
Androidカーナビ&インターネット接続に関して過去に試した案
▼SIMフリードングルを手に入れてAndroidカーナビとつなげるようにしたら便利だったけど、ただし技適が未取得のものだったので技適未取得機器の試験使用申請みたいなことを総務省にちゃんとやらずには堂々と使ってはいけない。
▼P社の車載専用ルーターをこきおろした記事。自分では持ってないけどさんざん調べてこれはどう贔屓目に見ても使い物にならない。立ち消え確実な商品と見ている。
▼技適なしだったSIMフリードングルから技適済みのものに変えたこともあった。技適なしのファーウェイ製より多少起動と接続は早かった気がする。
▼SIMフリードングルとAndroidカーナビでどちらが起動してから安定するまで時間がかかるかっていうの突き詰めていた時期があってせめて消費電力の少ないドングルは常時電源に接続してしまえって思いついて実行した記事。
車買い替えたら上記常時電源とスイッチを仕込むのが面倒でやめた。
▼そのSIMフリードングルでも自動車始動時に電源投入では遅すぎると思ったせっかちな俺はパススルー充電のできるバッテリーを入手してとにかく常に電源入りの状態かつ充電確認したりとか煩わしさから開放されたかった。
▼一通り投資をしてみて一度考察して結論を出したはずだった。
その後、記事を書くのがだるくて書かなかったがSIMフリーモバイルルーターも手に入れて数ヶ月運用していた時期もあった。バッテリー内蔵だから多少安心感あるかと思っていた。
▼HUAWEI製UQWiMAXルーターはAU回線とソフトバンク回線と楽天回線で使えた。こいつとパススルー充電対応モバイルバッテリーを組み合わせて使えるかと思っていたがやはり多少の操作が毎回必要で唸っていた。
スマホ新しくして(moto g100)至った結論は自動テザリング
moto g100に限らないけどAndroidスマホだったら大抵どれでもできるはずのマクロアプリ(オートメーションアプリともいうかな)を入れて自動マクロを動かすようにしておけばなんのことはない、自動車始動と同時にインターネット接続ができる。
もちろん多少のタイムラグはあるが数秒の違いだ。
シーケンスとしてはこんな感じになっていると想定している。
Androidカーナビ側 | スマホ側 |
自動車エンジン始動 | |
カーナビエンジン始動 | |
カーナビBluetooth周辺スキャン | スマホBluetooth周辺スキャン |
スマホとBluetooth接続確立 | カーナビとBluetooth接続確立 |
カーナビがWi-Fiをスキャン | マクロ始動(特定の機器とBluetooth接続したらテザリングON) |
↓ | Wi-Fiブロードキャスト |
スマホのWi-Fiに接続 | 自分のSIMによるインターネット接続をWi-Fi提供 |
こんな感じだ。ただの表に書いたからわかりにくいけど上から時系列に処理が進行していると思って見てもらえばわかると思う。
でそのマクロというかオートメーションなんだけどマクロドロイドっていうアプリを使っている。
クルマとスマホがBluetooth接続したときテザリングONにするマクロの設定方法は簡単に説明すると以下のとおりだが、前作業としてあらかじめ一度AndroidカーナビとスマホをBluetoothで接続してスマホにカーナビの識別IDを覚えさせておくこと。
- 新規マクロ作成
- トリガーの選択では[接続]→[Bluetoothイベント]→[デバイスに接続時]→[OK]→[デバイスを選択](Androidカーナビと接続しているときにやらないとBluetoothIDみたいなのがわからないから注意)
- アクションの選択では接続→テザリングのON/OFF→テザリングをONにする→OK
テザリングをONにするのダイアログではいくつかオプションがあるからうまくいかなかったらいくつか試してみる。機種によっては駄目なものもあるかもしれない。
一応操作手順を図示すると下のようになる。
▼アプリ起動すると最初こんな画面なので(左)マクロウィザードをタップ。(右)次の画面で接続をタップ
▼(左)接続のトリガーが展開されるのでBluetoothイベントをタップ。(右)デバイスに接続時を選んでOKをタップ
▼(左)登録されているデバイス一覧がでるはずだからすでに一度接続したことのあるカーナビを選んでOKをタップ。(右)画面が戻ってデバイスに接続時というのがトリガーに追加されたのがわかる
▼(左)次はアクションをえらぶ上のほうにあるアクションという部分をタップして、接続をタップする。(右)接続で展開されたなかからテザリングON/OFFをタップ
▼(左)なにかメッセージがでるから一読してOKをタップ。(右)テザリングオプションのダイアログではとりあえずテザリングONだけ選んだ状態にしてOKをタップ。機種によってはスムーズに自動テザリングできない場合があるのでそのときはここのオプションをいじってみる。だめなら諦める。
▼(左)画面が戻ったら右下のレ点をタップ。(右)マクロ名とカテゴリーを決めるダイアログが表示されるので名前を決めてカテゴリーは任意で構わない。入れたらOKをタップ
▼タイルメニューの画面に戻るはずだから画面したのマクロというメニューをタップすると今保存したマクロができているはず。で、自動車のBluetoothと接続したら自動的にこのスマホがテザリングオンになるはず。俺のスマホ(moto g100)では普通にできた。
まとめ
しごく単純なんだがこの方法で安定してAndroidカーナビからインターネット接続ができる。
どうしていままでやらずにいたかっていうと今まで持っていたAndroid(moto z2 play)はバッテリーがクソ弱くてすぐ空になってしまうからなんだ。
クルマの中でテザリングしていてうっかり空になってしまってクルマから降りたときただの文鎮になってしまっては意味がない。
一方iPhoneでは仮にショートカット機能とかっていうので自動テザリングできたとしてもほんの数分だかそこら無通信時間があるとテザリングをOFFにしてしまうクソ仕様だからできなかった。その点に関してはまじでiPhoneクソ。さすが簡単ケータイ。
というわけでmoto g100はバッテリーが丸一日余裕で持つからクルマの中で自動テザリングしても痛くも痒くもないというわけ。
買い替えてよかった。
そんなわけで今までいろいろ試したが結局バッテリーの持ちの良いスマホを持っていればつまらない機器を余分に持たなくても済むっていう話になる。
モトローラ moto g100 イリディセントスカイ 【正規代理店品】 5G 対応/8G/128G PAM80029JP/A ¥52,920(2021/07/13 20:04時点の価格) 平均評価点: >>楽天市場で探す >>Yahoo!ショッピングで探すMNPできるならMoto G100は月額770円から維持できるOCNモバイルがだんぜん安く手に入る
【関連】